2016年 09月 18日
古民家に住むことになり嬉しい |
Ciao,ロベルトです!
ボクとbutakoが住んでいる山口市の家。
実はひそかな自慢なのです。
2016年7月にアート関係の催して日本に行った際、山口市にも訪れていました。
理由は家探し。
butakoが9月からお世話になる山口市観光課の方と、候補にあがっている家をいくつか見学したんだけど。
ボクの身長が183cm、butako170cmと、大柄なので、広めの家を希望していた。
でも、紹介された家はどれも手狭。
日本人はウサギ小屋みたいな所に住んでるっていうけど、butakoの実家は普通だし、ここ田舎だし、
やっぱり予算が問題なのか。
でもね、2日目に、とーっても良い家を見学したんだ。
山口市内の一の坂エリアにあって、
春は桜、初夏は蛍が楽しめます。
世界共通、リバーサイドは、ハイソなエリアなのかな?
昨日見学したのは、すべて住宅地のアパート。
でもね、ジブリに登場する『ザ・日本』っぽい家に住みたいわけ。
やっぱりボク外人だし。
だから観光課の方に「せっかくだから日本家屋の一軒家に住みたい」と言ってみたんだ。
そしたら翌日、ここを紹介された。
もう一目惚れしました。
もともと大家さんの本宅の離れに『茶室』としてしつらえられた家。
なので床の間つきの6畳と4畳半の和室と、廊下を挟んで台所があります。
勝手口が2つあり(!)そこを出ると透明なトタンを張った裏手のスペースがあり、大柄なボクタチが住んでも、圧迫感はなさそうです。
なによりもボクが感嘆したのはこの日本庭園。
大家さんの家の同じ敷地なので、お庭の手入れは行き届いており、素晴らしい!
石灯篭も、手水鉢もある~。
しかし、和室の畳は波打ち、天井は隙間があり、風の日は埃が落ちてくると言う。
butako、不安顔。
洗面所はお湯は出ないし、ウォシュレットもない。
お風呂は脱衣所が狭く、浴槽も狭く、追い炊き機能もついていない。
…とないものばかりを数える彼女をよそに、
ボクの頭には、ここでの夢のような生活が克明にイメージできた。
ここしかありえない!!
観光課の方は、
畳は張り替えますよ。
ケーブルテレビもなければひきますので大丈夫。
butakoさんが家でも集中して仕事できる環境かどうかで決めてください。
と言っていました。
いやいや、もう選択の余地なく、決定でしょ~。
何を悩んでいるんだbutakoよ!!
なので、彼女にこう言ってみた。
「この家でないと、ボクは山口でやってけない。ホームシックになり発狂する」。
でも実際に、昨日見に行った築40年の暗い団地や、新しいけど狭いアパートに、平日独りで過ごしていると、
きっと発狂するだろう。
翌日、好奇心旺盛な彼女は、「小さい工夫を積み重ねて住むのも悪くない」とポジティブに考え直し、結局、OKしてくれたよ。
ボクの作戦勝ちかな~。
あれから半年以上経つけど、
「あの時ロベルトが決めてくれてよかった」と今では感謝されている。
もしよかったら、あなたもお茶を飲みに、我が家に寄ってくださいな~。
ロベ
by yovest
| 2016-09-18 13:30